Arduino UNOでATtiny85を使う


LチカなどArduino UNOだと大きすぎる、プラモに組み込みたい!
ちょっとしたモジュールを作りたいを叶える回

ATtiny85は使用できる関数が限られます。
※2021/4/28 追記

1.Arduino UNOを書き込み機にする

サンプルスケッチにある “ArduinoISP” を Arduino UNOに書き込みます。

※3.の配線を先に行ってしまうと書き込みエラーが起きます。


2.ATtiny85のボード情報を追加

環境設定→追加ボードマネージャのURLに

https://raw.githubusercontent.com/damellis/attiny/ide-1.6.x-boardsmanager/package_damellis_attiny_index.json 

と追記

ボードマネージャからATtinyと検索し出できたボードをインストールする。

ボードマネージャ

※2021/4/28 追記

Arduino IDE 1.8.X 系統ではボードマネージャーにURLを追記しても、JSONファイルをダウンロードできない可能性があります。

動作の保証はないと思われますが、GitHubの方(damellis/attiny at ide-1.6.x-boards-manager)にjsonが転がっていたのでダウンロードして

C:\Users\[user_name]\AppData\Local\Arduino15

の中に入れてください

そして、damellis/attiny: ATtiny microcontroller support for the Arduino IDE をダウンロードして

C:\Users\[user_name]\AppData\Local\Arduino15\packages

の中に入れると動くかもしれません。。。


3.配線する

配線図
回路図


4.ブートローダを書き込む(最初の1回のみ)

上記のようにATtiny85と接続をしたら最初の1回のみブートローダと呼ばれるマイコンのOSのようなものを書き込みます。

次回以降は通常のArduinoのようにプログラムを書き込めるようになります。


ツールタブより以下のように設定を変更

ボード: “ATtiny25/45/85”
プロセッサ: “ATtiny85”
Clock: “Internal 16 MHz”

書き込み装置: “Arduino as ISP”

書き込み設定

と設定をしたのを確認してからブートローダを書き込む。


5.ピン配置

https://create.arduino.cc/projecthub/Sourcery/smallest-arduino-in-an-attiny85-6f714d より

ピン配置

何回も実験や書き込みでの量産を考えている場合はシールドを自作すると良いかも

SPI通信で書き込みを行っているのでもしかするとpro miniにも書き込めるかもしれません。
こちらは試したことはなく、記事も少ないのでできるかわかりませんが…


でわ、bye^^ @hasshie53


※2019/11/29 更新↓↓

6.Arduino pro microを書き込み機にする

配線図
回路図

※Arduino IDE 1.8.10以降 設定が一部異なるので注意してください。

ボード: “ATtiny25/45/85”
プロセッサ: “ATtiny85”
Clock: “Internal 16 MHz”

書き込み装置: “Arduino as ISP(ATmega32U4)”